スパイラルスプレー 複合製品の貼り合わせに
スパイラルスプレーとは
スパイラルスプレー塗布状態
スパイラルスプレーとは
エアノズルで回転させたエアに粘性液体を吐出し、らせん状に繊維化して、被着体へ塗布する方式です。
幅広く塗布
製品の貼合せに薄く幅広く塗布したいときに非接触でできる安定した塗布方法です。
らせんは毎分60,000旋回まで対応でき、幅は約φ15~20mm。
ラインスピードに追従する塗布方法は低速、高速を問わず、飛散が少なく、美しいらせん状塗布を実現します。
- ソフトに仕上がる
- コスト利益がある
- 通気性がある
- 環境/リサイクル対策
スパイラルスプレーの原理
溶融圧送されたホットメルトは、ガンモジュールへ送られます。操作エアによりガン内部のニードルが上がり、ガン部のホットメルトがノズルへ送られ、吐出されます。吐出されたホットメルトは、回転コントロールされたエアにより繊維状に延ばされ、らせん回転を描いて被着体に着地します。
決め手はノズル
サンツールが開発したスパイラルノズルは2次エアを持つ独特のノズルです。
2次エアとは
スパイラルの外周に隣接したエアホールを設け、らせんエアの補足と随伴エアを遮断する働きをします。
従来ノズルの問題点
従来ノズル(2次エア無し)
- 紙粉、ホットメルトでノズル先端部に汚れ付着
- 塗布基材面にホットメルトがボタ落ちする
- パターンが乱れ、塗布不良がでる
- ノズル詰まりなどでライン停止が多い
サンツールの解決
2次エア付き
特許取得済
- ガイドエアでパターンが安定
- ノズルをクリーンエアで保護するため異物の付着なくメンテナンスが激減
- 従来ではできなかった高粘度ホットメルトもスパイラル塗布が可能
非接触塗布について
- 繊維のらせん状
- 低圧スプレー
- 飛散しない/通気性がある
- 任意の角度で塗布できる